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専業主夫人生をまったり綴ります!


by sorairo_7
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少しだけ。

皆さん、お待たせっ!・・・・すいません。一年間ほうったらかしでした。w

いやいや、いろいろ事情がありまして、更新してませんでした。
でも、今日はちょっと書いてみるかと思いまして。w

実は一年間ほど大手メーカーで仕事してました。w
(専業主夫じゃないなぁ。wでも、今は専業主夫(無職)になりました。w)

さて、本当に世の中ってのはせちがらいですねぇ。
僕はうんざりしました。w
だって仕事していた間に出会ったのは、
「こんな大人になりたくない!」と思っていたおじさんばっかりだったから。
日本がおかしくなる原因のひとつだと思ったくらいですから。

営業をしていたんですけど、本当にひどいことを口にする。
僕はあるメーカーに勤めていたので、一般のお客さんには会いません。
取引先の営業マンに会うのですが、初対面なのに「おい!ちょっとこい」とか
「今すぐ来い!」とか夜に呼び出すわけです。
別にクレームとか急な用事じゃないのに。

社会が厳しいのは存じ上げているつもりですが、あまりに人道から
かけ離れた人が多すぎでした。
意味なくお客さんに怒鳴られまくる毎日で、朝は7時半に出勤。
夜は12時。しかもサービス残業です。
昼ごはんも食べず、夜ご飯も食べずに仕事。
それでも、毎日(休みの日も)電話がかかってくるし。
家族なんてあったもんじゃありません。
(ちなみに僕が無能だったのではないですよ!w一応、社内では有能な評価でした。)

アホ、ボケ、とか汚い言葉を使いまくる会社なんかざらです。
ビジネスだから、圧力とか駆け引きとかは必要だとは思うんですが、
なんか道外れてる世界でした。
僕が思ったのは本当に無能なおじさんが、役職とか会社の肩書きをを
利用して、若い優秀な芽を摘み取ってるんじゃないかと思うんです。
弱肉強食は分かるんですが、こんなことやってると社会はひどくなる一方。

以前の会社は独占企業でしたので、あまりこういったことはなかったのですが、
今回の会社はメーカーという立場上、いろんな会社と取引があったので、
良い経験になりました。

やっぱりね、イライラすると、家族にも、友達にも、
自分のイライラが伝わるんですよ。
幸せでいるためには、こんな生活はだめでした。w


さて、そんな潜入捜査みたいな一年でしたが、僕にはやっぱり普通の仕事は
できません。我慢強くないと言われてもかまいません。
僕の価値観とまったく反対のビジネス世界は、
僕の信じてる人生とやっぱり違ってました。

千人くらいの人、百社くらいの会社とお仕事をさせて頂きましたが、
怒号を飛ばして、汚いことをする会社ほど、利益が上がっていく。
ほんの少しの思いやりや、やさしさもないんですから。
これが、社会のためになっているとは思えませんでした。

自分を偽って生きて、人を蹴落として、自分だけが笑う。

そんな生き方は好きになれませんです。
理想論だけ並べて生きて行くのは大変ですけど、
少なくとも、僕が幸せに生きるためには、それが大事なんです。


ひとつの部屋に閉じ込められて、
食べ物がなくて、
ひとつのパイをみんなで争う。
そうでなくて、
みんなで分ければそれが一番良いと思うんです。
だって、独り占めしたって飢え死、
みんなで分けても飢え死なんですから。

一人で食べて生きながらえて、脱出できる可能性があるなら、
みんなで生きて、みんなで脱出する可能性だってある。
だって、勝者以外の人が脱出方法を考える可能性あるでしょ?

同じくらいのリスクなら、人間らしく。

そんな概念があって、初めてビジネスが本当に社会に
役立つんじゃないかなと。




そんなことを思った一年でした。w




また更新期間があくかも知れませんがよろしく。w

あ、最後に
今年も皆様がやさしい気持ちで人に接することができる一年でありますように。
# by sorairo_7 | 2006-01-14 05:52

鉄板。

なんか今月はヤケに書いてるなぁ。
本当はもっと楽しいやつ書きたいんですけど、
暗い話になっちゃうんですよねぇ。
すいません。今回のも暗いです。(笑)

僕の家にはガス付きの鉄板テーブルがあります。
大阪の道具屋筋から取り寄せた、お好み焼き屋さんにあるのと同じものです。
結婚したら、この鉄板テーブルを買おうと決めていました。
7万円もするものです。
僕は奥さんに結婚する前に言いました。

「鉄板だけは絶対に買う。家族には絶対に必要だから。」


僕は幼い頃、一度ホームレスになりました。(暗い話ですいません。)
家賃が払えず追い出されました。
それでも母は懸命に働き、僕らはなんとかまた住処を手に入れました。

それから数年経ち、だんだんと暮らしも良くなり
借金もなくなりました。
でも母は疲れていたのかも知れません。
豊かになると、母は家事は全くせず、お金にもルーズになり、
社会人になった兄は母を嫌うようになりました。
今考えれば、母は自分の良いところよりも、
悪いところを見せていたような気さえします。
だから当時、僕から見てもいい加減な母の印象しかありません。

それ以降、兄はそんな母を嫌い、家を出て、
ついには僕とも連絡を取ることさえなくなりました。
母を嫌いな兄は、僕が母に自分の話をするのが嫌だったようです。
結局、僕も結婚して独立し、家族三人はバラバラになりました。
僕らには家族三人が揃った楽しそうな写真は一枚もありません。


皆さんは家族にどんな思い出がありますか?
一緒に旅行へ行ったり、家族で外食をしたり。
写真に写った家族を見れば、あの頃に戻れますか?


今ではバラバラの家族にも、楽しい思い出があります。
それが、「鉄板テーブル」でした。
三人仲良く食事をした場所。
ケンカばっかりで、三人一緒にどこへも行けなかったけど、
鉄板テーブルを囲んで食事をした時だけは
何故かみんな笑って食事をしていました。

だから、「鉄板テーブル」が僕の家族の思い出です。
写真はないけど、かけがえのないものです。

悲しいけれど、僕ら三人が仲良く食事をすることはもうないです。
ただ、僕の思い出は消えることはありません。
だから、絶対にもう誰もこの「鉄板テーブル」からは離れて欲しくないです。

あらら、なんか「鉄板テーブル」の宣伝みたいですね。w

でも、僕は思うんですよ。最近。
高かったけど、買ってよかったなぁと。
心に刻まれた写真の価値が良く分かりましたから。
# by sorairo_7 | 2004-10-14 04:39 | 僕の思想

誕生

前回は自殺について書いたので、今回は「誕生」についてちょっと
思ったことを書きます。
(うひゃ!今月はやけに投稿が多いぞ!(笑))



僕は子供が嫌いでした。
小さい頃、とても貧乏で、母は一人で僕と兄を育ててくれました。
子供心に

「欲しがったらいけない」
「親を困らせたらいけない」

そう思っていました。
近所の子供はお菓子や、おもちゃをたくさん買い与えられるのをみて
ずっと我慢をしていました。
欲しいものを一度もねだったことはありませんでした。
周りに大人たちがいれば、僕は親に迷惑をかけないように
「おとなしくしてなきゃ」と自分に言い聞かせてました。

大人になって、今の子供たちを見てみると
欲しいものをすべて買い与えられ、夜中にファミレスで騒ぎ、
病院では泣き喚き、場の空気を読むなんてことはしません。
挙句に世間では
「まだ小さいんだから、騒いでもいい。我慢しなくていい。
好きなことさせてやればいい。」が常識です。

僕は4歳にもなれば、どこで静かにしなければならないか、
何故、親にわがままを言ってはいけないか、知っていました。
小さい子でも、「してはいけないこと」なんてそれなりに理解できるもんです。

そう思っていたので、僕が子供を嫌いになったのは当然のことでした。
だから、自分の子供が産まれることにも不安がありました。

しかし、子供が産まれたとき、どれほど愛おしく思ったか
言葉では表現できないほどの「何か」に圧倒されました。
同時に僕もどれほど愛されて「誕生」したのかを理解できました。



「人が何故、人を殺してはいけないか」
「何故、自殺をしたらいけないのか」

現在の日本のマスメディアでよく見かける質問です。
他人にこの質問を聞かれたら、答えはいろいろあるでしょう。
「うまく説得できる風」な答えなんていくらでも用意できます。

でも自分の子供に聞かれたら、僕はなんと答えるんだろう。

僕の伝えたい答えは言葉じゃとても表現できない。
我が子を説得する「言葉」はすべて嘘になるから。

「言葉では表現できないもの」ってあるんですね。


僕はこの質問を自分の親にしたことがありません。
いや、浮かびもしないし、聞きたいとも思わない。

「言葉では伝えられない答え」を僕はすでに知っているから。
僕はただ、この形のない「答え」を子供たちに感じて欲しい。

うまくできるだろうか・・


だけど、言葉で伝えられなくても、伝えられるものがある。
僕が君たちと出会った瞬間に感じたもの。

それはとても簡単なことだった。




☆追記

現代日本は、個性が大事だと言われ、
自分の主張をするように言われ、
他人を振り落とすように言われ、
僕らが生まれたときに、与えられた「答え」を失くしてしまったように思えて成りません。
# by sorairo_7 | 2004-10-13 04:04 | 僕の思想

人が人を愛せる時間 それは限られている
それでも人は憎しみを優先させるのだ。

しかし、もし、あなたがそれを選択できたなら
愛する時間を持ってほしい。
そうすれば、あなたが愛によって愛されるから。


今日は9人の若者が自殺したことがメディアで取り上げられています。
なので、「自殺」について僕の想いをひとつ。


僕は「自殺したい」と言っているあなたに対して
「がんばって生きろ」なんてことは思いません。
残念ですが、そう励ましたところであなたは辞めることはないですから。

でも、僕は「生きてほしい」と思います。

「生きていれば良いことがある」なんてことはありません。
死ぬまで苦しいかもしれない。
今までの人生以上に苦しいこともあるでしょう。
でも、ひとつだけ言えることは「あなたは確実に死ぬ」のです。
どんなにもがいても、勝手に死にます。

僕は今幸せです。愛する妻も子供もいます。
でも、僕はいずれ妻と子供ともお別れをしなければなりません。
想像しただけでつらいです。
こんなに大事に思っていても、誰かが先に死に、
もしかしたら子供が事故で病気で、
苦しんで死ぬところを見ないといけないかも知れないです。
人生はどんなに幸せでも、いずれ、無残に崩れていくものです。

そう思えば思うほど、「人生の意味」を探してしまいます。

いずれ消え去り、無残に散るこの人生にはたして意味があるのか。



集団で自殺する。
一人で寂しいんですよね。
だってそりゃ、死ぬんですから。不安だし、怖いし。
一人じゃ耐えられないほどの恐怖ですよね。きっと。

幸せな僕も生きることが、不安で怖いです。
ねぇ、だから、一緒に僕らと生きてくれませんか。

僕は今から死を選ぶあなたにも、この一見無意味な人生の意味を
一緒に探してほしいんです。
死ぬんでしょ?どうせいつか死ぬんだから、
もうちょっと僕と一緒に生きる意味を探してくれよ。

僕だけじゃ不安なんです。怖いです。
僕も生きてる意味なんて分かりませんから。

ただ、確信はできないけれど、いつか僕に死が訪れるとき、
その瞬間に、「生きる意味」が分かるような気がするんです。

それまで一緒に生きませんか?
僕もあなたも一緒に。
# by sorairo_7 | 2004-10-12 23:46 | 僕の思想

男だって!

少し、時間が空きましたので、今月2回目の更新です。(笑)

「サービス残業」横行、厚労省が一斉調査へ

なんて記事がありました。すいません。リンク張ってません。w
いや、サービス残業なんて中小企業では当然にあります。
もちろん、大手も。
営業なんてすれば「営業手当」で一律数万円もらいますが、
深夜まで報告書とか書いて、結局「サービス残業」です。
憲法の「すべての国民は文化的で・・・」なんてものはありません。
世界平和を望む前にこの「拝金主義」をなんとかしないといけないかもです。w

んでもって、男性の方で大手に勤めておられるのなら「転勤」があります。
雇用契約しているので特別な理由がなければ、断ることはできません。
一方的な不利益を被る場合のみ断れますが、
自分の子供を転校させるのが嫌という理由では無理です。
もちろん、出世とかにも関係しますから喜んで行く人もいるでしょうが、
やっぱり嫌な人も多いハズです。

でも、僕ら庶民は反発できず、結局奴隷です。

社会ではまだまだ男は主たる労働者であり、やっぱり男は外で働き、
しかも転勤の対象になります。
そうした過酷な労働条件にもかかわらず、雇用者と被雇用者の賃金格差は
開きまくり。「不景気」をキーワードに搾取されてますね。(笑)

男性が働くと「休日返上」「サービス残業」「転勤」は当たり前。
なかなか労働条件の合う仕事はありません。
奴隷を除いて。w
昔は「サービス残業をするのは当たり前」なんて聞かれましたが、
それはそれ相応の見返りがあったからです。
「サービス残業を強制した」のではなく、「喜んでした」のです。
企業が社員に希望を持たせられないのにこんな奴隷制度は辞めてほしいです。


話がそれてしまいましたが、
僕は男だけど、家族が大好きで子供とも、妻とも一緒にいたいです。
男だって、同じように家族の一員としていたいのです。
子育ってにだって参加したい!

なぜ、先進国である日本がこんな人間として最低限のことを保障できないのか。
僕は疑問です。

子供ができて、初めて「子どもを他人に預けるの嫌だなぁ」と
思いました。もちろん、物騒な事件のせいもあるし、
お金がかかるのも納得いきません。
「老人ホーム」も「保育園」も本来は自分の家で面倒を見る。
それが基本だと思います。
それをお金を払って面倒みてもらい、その間にお金を稼ぐって
おかしいような気がします。効率がいいのか悪いのか。(笑)
資本主義システムには仕方ないといわれるかも知れませんが、
もっと良い方法があるような気がするんですけども。w

結局、僕はこういうのに我慢できずに専業主夫になっているというわけです。w
# by sorairo_7 | 2004-10-11 00:39 | 僕の思想